公益社団法人日本超音波医学会|The Japan Society of Ultrasonics in Medicine

よくあるご質問

Q. 後腹膜の腫瘤、腫瘤性病変は泌尿器領域の症例として良いのでしょうか?
A. 後腹膜腫瘍は泌尿器科領域で構いません。悪性、良性ともにD-6になります。
Q. 腎動脈狭窄や内シャント狭窄は泌尿器領域と血管領域のどちらですか?
A. 腎動脈狭窄は泌尿器科の腎良性疾患でも血管でも可と思いますが内シャントは血管です。
Q. 尿管結石の疾患コードは何になりますか?
A. 尿管結石はその他(D-4)になりますが、水腎症を伴っていれば(D-3)に入れても可です。
Q. ナットクラッカー症候群・遊走腎は、『泌尿器の実績の抄録』にて使用してよい疾患でしょうか?
A. 腎下垂(遊走腎)は検査士研修ガイドラインでも腎および腎盂に記載されていますので腎の良性疾患(D-2)で良いと思います。 ナットクラッカー症候群については検査士の方には記載がないのですが専門医研修カリキュラムには腎および腎盂の腎血管性疾患到達目標Bで記載されていますので、やはり腎の良性疾患(D-2)に含めていただいてよろしいと思います。
Q. D-1(腎悪性腫瘍)についてD-1は3例以上とのことですが、疾患例には[腎細胞癌]、[腎盂癌]とあります。①腎細胞癌2例、腎盂癌1例②腎細胞癌1例、腎盂癌1例、ウィルムス腫瘍/腎転移1例 ①の様に腎細胞癌と腎盂癌で3例でよいのか、②のように腎細胞癌、腎盂癌以外の悪性腫瘍を含めなくてはならないのか返答願います。
A. その分類であれば最悪全て同じ疾患でも構いません。
Q. 馬蹄腎はD-3、尿管瘤はD-4に分類されるという認識でよろしいでしょうか。
A. 馬蹄腎はD-3でよろしいです。尿管瘤はD-4でもD-5でもどちらでも可です。症例数の足りない方に数えて頂ければ構いません。
Q. 超音波検査実績にカラードプラの写真を使用した場合にカラーの部分のスケッチはどう表現したら適切ですか。黒く塗りつぶす様ですか?また、腎結石を症例として提出する場合はD-4として提出するのでよろしかったですか。
A. スケッチについては、カラードプラの場合、主にカラードプラは赤系と青系に分かれますので,色鉛筆でこれらの色を表示して頂ければと思います.また、腎結石については、応募要項の泌尿器領域の疾患コード別疾患例に掲載をしておりますので、ご確認下さいますようお願いいたします。
Q. 超音波検査所見の欄には、泌尿器以外の肝臓での所見は、あったら書いた方がよろしいでしょうか?例えば、転移性肝癌など…。書かなくてもよろしいでしょうか?
A. 所見があったものは出来るだけ記載して下さい。特に他臓器転移は重要な所見です。
Q. 胸水や腹水は所見欄にそのまま胸水貯留など記載して構わないでしょうか?超音波診断のところには、腹水など記載しなくて良かったでしょうか?確認で宜しくお願いします。
A. 記載は所見欄のみで構いません(写真はあっても無くても良いと思います)
Q. D-6に転移性副腎腫瘤は記載可能でしょうか?
A. 転移性の副腎癌で記載可能です。
Q. 副腎腫瘍は良性、悪性共にD-6でしょうか?悪性の場合はD-1でしょうか?副腎の良性腫瘍疑いと副腎骨髄脂肪腫は二例として提出してよいのでしょうか?
A. 副腎腫瘍は良悪性ともD-6です。症例が異なるなら何例副腎腫瘍を提出しても構いません。