未来の超音波エキスパートの祭典!

超音波医学会が2024年から開催している「Early Career部会 領域横断エコリンピック」は、キャリア支援・ダイバーシティー推進委員会が企画・運営する、若手医師を対象としたコンペ形式のセッションです。
テーマは「私の自慢の超音波画像」。循環器、消化器、産婦人科、基礎領域が合同で企画し、領域を超えた若手医師同士の交流促進を目指しています。
症例報告だけでなく、エコー技術や基礎研究に基づく幅広い演題を募集します。対象は卒業後15年目までの医師で、応募多数の場合は委員会による審査を経て発表者を選出します。
発表の評価は指定審査員と会場参加者の投票で行い、上位3名を表彰します。応募は年次学術集会で受け付けており、第2回の開催も予定されています。ぜひ積極的なご応募をお待ちしております!


第2回(2025年度)

順位 領域 氏名 所属・部門 演題名
金賞 産婦人科 松澤 奈々 順天堂大学医学科附属順天堂医院 産婦人科 結節性硬化症合併胎児において経腟超音波検査で頭蓋内病変を検出した一例
銀賞 消化器 大本 俊介 近畿大学医学部附属病院 消化器内科 Echo‒free space technique:安全かつ教育的な超音波内視鏡挿入法の提案
銅賞 循環器 大森 奈美 虎の門病院 循環器センター内科 3D経食道エコー画像が手術計画に役立った冠静脈洞型心房中隔欠損症の一例

第1回(2024年度)

順位 領域 氏名 所属・部門 演題名
金賞 循環器 藤田 文香 国立循環器病研究センター 心不全科 免疫抑制剤治療で著明な壁肥厚が消失した心臓サルコイドーシスの一例
銀賞 消化器 池田 恵理子 自治医科大学 内科学講座消化器内科部門・病理診断部 検体超音波検査を併用した病理学的検索が有用であった分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍の一例
銅賞 消化器 金子 真大 日本大学病院 消化器内科 これまでの経験で最も超音波検査が有用と感じた肝腫瘤性病変の1例