公益社団法人日本超音波医学会
教育委員会委員長    泉  知里
当番世話人       黒田 英克

日本超音波医学会では、超音波医学に携わる医療従事者や技術者を対象に生涯教育の一環として、各分野で活躍中の指導的会員から第一線の講師を選び、実践的な講義を行って超音波医学の基本的事項から最新の知識までを習得できる機会として、2007年度より超音波診断講習会を各地で開催して参りました。この度、2027年3月6日(土)に超音波診断講習会(消化器)をサウスゲートホテル沖縄(沖縄県那覇市)にて開催する運びとなりました(オンデマンド配信:2027年3月16日(火)〜2027年4月16日(金)23:59予定)。
今回のテーマは「腹部超音波―第一線の走査と判断を学ぶ―」です。
日常の腹部超音波検査で、私たちは画像から得られる情報を、本当に十分に引き出せているでしょうか。
同じ臓器を描出していても、プローブの当て方、走査の順序、画像の見方ひとつで、得られる情報は大きく変わります。さらに、捉えた所見を「何となく異常」で終わらせるのか、それとも診断につながる情報として読み解くのか。その違いが、超音波検査の臨床的な価値を大きく左右します。
本講習会では、脂肪性肝疾患・アルコール関連肝疾患、肝腫瘍、胆道、膵、消化管という腹部超音波の主要領域を取り上げます。SWE・減衰法による定量評価、造影超音波による質的診断、胆道の描出と所見の読み分け、早期膵癌を疑うための間接所見、そして消化管を系統的に走査し、画像所見から診断へとつなげる思考プロセスまで、各領域を代表する講師の先生方に、第一線の「走査」と「判断」を余すところなく解説していただきます。
「腹部エコーの基本を、もう一度しっかり学びたい」という方にも、「いつもの検査から、もう一歩踏み込んだ超音波診断を身につけたい」という方にも、新たな気づきが得られる講習会です。第一線の講師が、どのようにプローブを当て、何を見て、どのように診断へ結びつけているのか。その思考過程に触れることは、日常診療の超音波検査を見直す貴重な機会になるものと思います。
明日からの腹部超音波が変わる。
本講習会で得た知識と技術を、ぜひ日々の診療に持ち帰っていただければ幸いです。
多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

公益社団法人日本超音波医学会「超音波診断講習会(消化器)」

開催要項

主催公益社団法人日本超音波医学会
日時2027年3月6日(土)13:00~17:15 (受付開始 12:20〜)
会場サウスゲートホテル沖縄
〒900-0016 沖縄県那覇市前島3丁目25-1 6F
アクセスhttps://southgatehotel.jp/access/
受講対象医師やソノグラファーを対象とし、会員・非会員を問わない
受講料会員:8,000円(税込み) 非会員:14,000円(税込み)

現地参加希望者

募集人数先着100名
応募期間2026年12月21日(月)13:00~2027年3月1日(月)23:59迄
※但し、締切日前であっても募集人員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
※現地参加された方は、オンデマンド配信視聴も可能となります。

オンデマンド配信受講希望者

参加登録期間2027年3月8日(月)13:00~2027年4月15日(水)12:00迄(延長なし)
配信期間2027年3月16日(火)13:00~2027年4月16日(金)23:59迄

参加者への単位認定

現地参加

【会員の方】本講習会終了1週間後を目処に、日本超音波医学会の会員専用ページに参加単位を反映しますので、ご自身でのWeb単位申請(参加単位・受講履歴の登録及び日本超音波医学会事務局への受講修了証明書の送付)は不要です。
【非会員の方】本講習会終了後に「マイページ」から受講修了証明書をダウンロードすることが可能となります。更新時まで大切に保管してください。

オンデマンド配信

日本超音波医学会超音波専門医、超音波工学フェロー、及び超音波検査士には、講演視聴終了後に視聴をしたことを証明する簡単な試験問題に解答し、全問正解した方に対して受講修了証明書を発行し、資格更新に必要な以下の単位を付与いたします。
但し、参加単位が取得できる期間は、オンデマンド配信期間内となり、この期間内に視聴され方のみ参加単位が取得できます。
なお、本会会員に限り、日本超音波医学会の会員専用ページに参加単位を反映しますので、ご自身でのWeb単位申請(参加単位・受講履歴の登録及び日本超音波医学会事務局への受講修了証明書の送付)は不要です。
非会員の方は視聴し試験問題に全問正解すると「マイページ」から受講修了証明書をダウンロードすることが可能となります。更新時まで大切に保管してください。
※現地参加、オンデマンド配信共に、参加単位については、終了後1週間後を目処に「会員専用ページ」に反映されます。

参加単位

超音波専門医10単位
超音波工学フェロー10単位
超音波検査士10単位(※保留申請された方は表記取得単位と異なる場合があります)

申込方法

以下申込ページボタンより受講申込みを行ってください。
なお、受講料お支払いについては、クレジット決済のみとなります。
また、お支払いいただきました受講料につきましては、いかなる理由があっても返却いたしかねますので、予めご了承ください。
※ご提供いただいた個人情報は、本会では本講習会の運営に必要な範囲に限って利用させていただきます。


プログラム

開講の挨拶

13:00~13:05
黒田 英克(岩手医科大学附属病院 内科学講座 消化器内科分野)

座長:藤原 裕大(岩手医科大学 内科学講座消化器内科分野)

脂肪性肝疾患・アルコール関連肝疾患を「見る」から「測る」へ 
― Bモードから脂肪定量・SWEまで、基礎から学ぶ肝臓超音波

13:05~13:50(45分)
講師:飯島 尋子(兵庫医科大学 消化器内科学)

肝腫瘍の超音波診断
― サーベイランスから造影超音波による質的診断まで

13:50~14:35 (45分)
講師:黒田 英克(岩手医科大学 内科学講座消化器内科分野)

座長:阿部 珠美(岩手医科大学 内科学講座消化器内科分野)

胆道(胆嚢・胆管)の解剖に基づく走査法
― 壁肥厚・胆管拡張の描出と判定のポイント

14:45~15:30 (45分)
講師:小川 眞広(日本大学 内科学系消化器肝臓内科学分野)

膵エコーの基本走査と早期膵癌の拾い上げ
― 間接所見の捉え方とカテゴリー判定

15:30~16:15(45分)
講師:岡庭 信司(飯田市立病院 消化器内科・内視鏡センター)

消化管エコーの基本
― 系統的走査と画像解析のプロセス

16:25~17:10(45分)
講師:畠 二郎(川崎医科大学 総合臨床医学)

閉講の挨拶

17:10-17:15 
黒田 英克(岩手医科大学 内科学講座消化器内科分野)

*プログラム順序については、当日になって変更することがありますので、ご了承ください。


【問い合わせ先】
公益社団法人日本超音波医学会
「超音波診断講習会」係 宛
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23-1 お茶の水センタービル6F
E-mail:office@jsum.or.jp