公益社団法人日本超音波医学会
教育委員会委員長    黒田 英克
当番世話人  南 康範・西川かおり

日本超音波医学会では、超音波医学に携わる医療従事者や技術者を対象に生涯教育の一環として、各分野で活躍中の指導的会員から第一線の講師を選び、実践的な講義を行って超音波医学の基本的事項から最新の知識までを習得できる機会として、2007年度より超音波診断講習会を各地で開催して参りました。この度、2026年1月31日(土)に超音波診断講習会(消化器)をパシフィコ横浜「ノース」(神奈川県横浜市)にて開催する運びとなりました(オンデマンド配信:2026年2月10日(火)〜2026年3月10日(火)23:59予定)。
今回のテーマは「超音波検査士試験および専門医試験の受験者へ:傾向と対策」です。
本講習会では、超音波検査士試験および超音波専門医試験について試験概要・症例レポートの書き方・試験の過去問の解説を致します。
超音波検査士試験および超音波専門医試験の概要は日本超音波医学会が定めるそれぞれの制度規則や要項、ガイドラインに記載されているとは云え、皆さまの中には受験するに当たって、「いつ頃からどのような準備を始めれば良いの?」「落とされない症例レポートの書き方って?」「試験勉強には何をどのようにすれば良いの?」とお悩みの方もおられると思います。
本講習会では超音波検査士・専門医試験制度委員会で委員をお務めの先生方に講師としてご登壇頂き、受験申請書類に関する準備の進め方、症例レポートの正しい書き方・ダメな書き方、工学基礎と各腹部臓器における過去の試験問題の解説を受けられるプログラムになっています。実際に症例レポートの評価者が重要視しているポイントや出題に関する最近の傾向と対策を知ることができます。本講習会を受講すれば、合格までの道筋を必ずイメージできるようになることでしょう。
日本超音波医学会としてこのような趣旨の講習会は今回が初めての開催です。さらに、超音波検査士・専門医試験に関わる委員の先生方から直接アドバイスを受けられるのは貴重な機会です。本講習会が、超音波検査士試験・専門医試験の受験を検討されている皆さまにとってお役立て頂ければ幸いです。

公益社団法人日本超音波医学会「超音波診断講習会(消化器)」

開催要項

主催公益社団法人日本超音波医学会
日時2026年1月31日(土)10:00~16:05 (受付開始 9:20〜)
会場パシフィコ横浜「ノース4F」
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-2パシフィコ横浜「ノース4F」
アクセスhttps://www.pacifico.co.jp/access
受講対象医師やソノグラファーを対象とし、会員・非会員を問わない
受講料会員 8,000円(税込み)  非会員 14,000円(税込み)

現地参加希望者

募集人数先着200名
応募期間2025年11月17日(月)13:00~2026年1月26日(月)23:59迄
※但し、締切日前であっても募集人員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。
※現地参加された方は、オンデマンド配信視聴も可能となります。

オンデマンド配信受講希望者

参加登録期間2026年2月2日(月)13:00~2026年3月9日(月)12:00迄(延長なし)
配信期間2026年2月10日(火)13:00~2026年3月10日(火)23:59迄

参加者への単位認定

現地参加 【会員の方】本講習会終了1週間後を目処に、日本超音波医学会の会員専用ページに参加単位を反映しますので、ご自身でのWeb単位申請(参加単位・受講履歴の登録及び日本超音波医学会事務局への受講修了証明書の送付)は不要です。
【非会員の方】本講習会終了後に「マイページ」から受講修了証明書をダウンロードすることが可能となります。更新時まで大切に保管してください。
オンデマンド配信 日本超音波医学会超音波専門医、超音波工学フェロー、及び超音波検査士には、講演視聴終了後に視聴をしたことを証明する簡単な試験問題に解答し、全問正解した方に対して受講修了証明書を発行し、資格更新に必要な以下の単位を付与いたします。
但し、参加単位が取得できる期間は、オンデマンド配信期間内となり、この期間内に視聴され方のみ参加単位が取得できます。
なお、本会会員に限り、日本超音波医学会の会員専用ページに参加単位を反映しますので、ご自身でのWeb単位申請(参加単位・受講履歴の登録及び日本超音波医学会事務局への受講修了証明書の送付)は不要です。
非会員の方は視聴し試験問題に全問正解すると「マイページ」から受講修了証明書をダウンロードすることが可能となります。更新時まで大切に保管してください。
※現地参加、オンデマンド配信共に、参加単位については、終了後1週間後を目処に「会員専用ページ」に反映されます。
超音波専門医 10単位
超音波工学フェロー 10単位
超音波検査士 10単位(※保留申請された方は表記取得単位と異なる場合があります)
申込方法

以下申込ページボタンより受講申込みを行ってください。
なお、受講料お支払いについては、クレジット決済のみとなります。
また、お支払いいただきました受講料につきましては、いかなる理由があっても返却いたしかねますので、予めご了承ください。

※ご提供いただいた個人情報は、本会では本講習会の運営に必要な範囲に限って利用させていただきます。

プログラム

開会の挨拶と講習会の説明

10:00~10:10
南 康範(近畿大学医学部消化器内科)

10:10〜10:50
・超音波検査士試験:試験概要と準備(20分)
講師:西田 睦(北海道大学病院経営戦略部)
・超音波専門医試験:試験概要と準備(20分)
講師:松本直樹(日本大学医学部消化器肝臓内科)

10:50〜11:40
・超音波検査士試験:症例レポートの書き方と注意点(25分)
講師:西川かおり(杏林大学医学部消化器内科学)
・超音波専門医試験:症例レポートの書き方と注意点(25分)
講師:松本直樹(日本大学医学部消化器肝臓内科)

超音波検査士試験および超音波専門医試験:過去問解説と対策

12:20~12:45
① 工学基礎(25分)
共通講師:南 康範(近畿大学医学部消化器内科)

12:45~13:40
② 消化管・脾臓・血管・後腹膜(25分+30分)
検査士講師:関根智紀(国保旭中央病院診療技術局超音波検査室)
専門医講師:眞部紀明(川崎医科大学総合医療センター検査診断学)

13:50~14:50
③ 肝臓(30分+30分)
検査士講師:和久井紀貴(東邦大学医療センター大森病院消化器内科)
専門医講師:廣岡昌史(愛媛大学消化器・内分泌・代謝内科学)

15:00~16:00
④ 胆道・膵(30分+30分)
検査士講師:森 秀明(杏林大学医学部医学教育学)
専門医講師:山下泰伸(和歌山県立医科大学第二内科)

閉会の挨拶

16:00〜16:05
西川かおり(杏林大学医学部消化器内科学)

*プログラム順序については、当日になって変更することがありますので、ご了承ください。


【問い合わせ先】
公益社団法人日本超音波医学会
「超音波診断講習会」係 宛
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-23-1 お茶の水センタービル6F
E-mail:office@jsum.or.jp