英文誌(2004-)
特別プログラム・知を究める 泌尿器
シンポジウム 泌尿器3 泌尿器科領域におけるPoint-of-Care超音波検査
(S436)
泌尿器科領域のエコー
Ultrasonography in the Urology
舟橋 康人, 山本 徳則, 後藤 百万
Yasuhito FUNAHASHI, Tokunori YAMAMOTO, Momokazu GOTOH
名古屋大学泌尿器科
Urology, Nagoya University Graduate School of Medicine
キーワード :
泌尿器科では,副腎,腎,尿管,膀胱,尿道といった尿路,および精巣,前立腺といった男性生殖器をあつかう.腫瘍の客観的評価にはCTやMRIが中心的役割を果たすが,スクリーニング検査や,細部の評価に超音波検査が用いられる.また腎腫瘍や前立腺癌の診断,水腎症や尿閉のドレナージなど穿刺処置を要する症例においては超音波検査は必須となる.使用する機器としては通常のエコープローベのほかに,経直腸検査専用のプローベや膀胱容量測定専用のプローベが用いられる.本セッションでは泌尿器科における超音波検査の実際,ならびに最近の話題について解説する.