英文誌(2004-)
特別プログラム 循環器
シンポジウム 循環器4 心エコー図の正常値とは
(S207)
日常臨床における心エコー正常値
Normal Values in Clinical Echocardiography
大西 俊成
Toshinari ONISHI
大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
Department of Cardiovascular Medicine, Osaka University Graduate School of Medicine
キーワード :
心エコー図を用いれば,心臓の左室や右室,左房,右房,大動脈などの大きさや,それぞれの壁の厚さを計測することができる.
2015年,アメリカ心エコー図学会(American Society of Echocardiography: ASE)の心腔計測のガイドラインが改訂され,さまざまなエビデンスのもとに,正常値が定義されている.また,心エコー領域における技術の進歩に伴い,3次元心エコー図を用いて評価することが薦められている.
本演題では,日常臨床の中で,心エコー正常値はどのように定義されているのか,3次元心エコー図で計測しなければならないのか,自施設での現状から考える.