Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.878(2021年)→1.8(2022年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2016 - Vol.43

Vol.43 No.Supplement

一般ポスター
消化器 その他③

(S825)

脾臓の計測について

Spleen index

片山 和弥1, 村松 和美1, 三上 知美1, 大波加 美和子1, 岡部 酉耕1, 松本 直樹2, 小川 眞広2

Kazuya KATAYAMA1, Kazumi MURAMATSU1, Tomomi MIKAMI1, Miwako OHAKA1, Yuukou OKABE1, Naoki MATSUMOTO2, Masahiro OGAWA2

1医療法人社団せいおう会鶯谷健診センター医療部検査チーム, 2日本大学病院消化器肝臓内科

1Department of Clinical Laboratory Team, Uguisudani Medical Center, 2Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Medicine, Nihon University School of Medicine

キーワード :

【目的】
腹部超音波検査のスクリーニングにおいて,その体格差や年齢差によっては脾臓の計測を腫大と取りがちである.今回,我々は健診の場において,腹部超音波検査で異常なしと診断された3,000人を対象に脾臓の計測を実施し,脾臓の大きさと身長および年齢との相関関係について調査をした.
【方法】
健診の場において異常なしと診断された,身長147cmから188cm,年齢20歳から82歳の3,000人を対象に脾臓の計測を実施した.異常なしの分類分けは,肝臓にびまん性の疾患と生化学検査が3年間以上異常なしと診断された症例を採択した.
【結語】
今回の調査において,身長においては正の相関が認められ,年齢においては負の相関関係を認めることが出来た.