Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 0.966(2018年)→0.898(2019年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2016 - Vol.43

Vol.43 No.Supplement

一般口演
消化器 肝線維化⑤

(S674)

Shear Wave Elastographyによる肝硬度の評価および問題点

The evaluation of the liver stiffness measurement by Shear Wave Elastography

窪津 祥仁1, 小野 尚文1, 濱岡 和宏1, 江口 尚久1, 大枝 敏2, 江口 有一郎2

Yoshihito KUBOTSU1, Naofumi ONO1, Kazuhiro HAMAOKA1, Takahisa EGUCHI1, Satoshi OEDA2, Yuichiro EGUCHI2

1医療法人ロコメディカル江口病院, 2佐賀大学肝疾患医療支援学講座

1Eguchi Hospital, Clinical Gastroenterology, 2Saga Medical School, Division of Hapatology, Liver Center

キーワード :

【はじめに】
USによる肝硬度の評価は,収束超音波パルスの照射によって発生した横波の弾性波を測定する手法が最も普及し,各社装置で行えるようになった.Shear Wave Elastography(SWE)を用いて肝硬度の評価を行ったので現状を報告する.
【対象】
各種肝疾患(脂肪肝6例,C型慢性肝炎20例,肝硬変15例),正常肝7例.
【方法】
使用超音波装置はLOGIQ E9,SWEはROIを体表から4cmに設定し7回の平均値m/secで表示した.
【結果】
中央値は脂肪肝0.95 m/sec,C型慢性肝炎1.34 m/sec,肝硬変症1.79m/secおよび正常肝1.10m/secであった.
【考察】
今までの報告より低めであったが,精度はSW画像が見られ,ばらつきが少なく感じられた.問題点として設定の自由度が増したことでROIの測定域や広さで数値が異なり,深部になれば数値が高くなる傾向があったが,肝表面がより高く表示される症例も認められた.各疾患による肝硬度の評価,深度による測定値の傾向も検討する.