片山 和弥¹, 村松 和美², 三上 知美², 大波加 美和子², 岡部 酉耕², 松本 直樹³, 小川 眞広³

Kazuya KATAYAMA¹, Kazumi MURAMATSU², Tomomi MIKAMI², Miwako OHAKA², Yuukou OKABE², Naoki MATSUMOTO³, Masahiro OGAWA³

¹医療法人社団青鶯会鶯谷健診センター放射線チーム, ²医療法人社団青鶯会鶯谷健診センター検査チーム, ³日本大学医学部消化器肝臓内科

¹Department of Radiology Team, Uguisudani Medical Center, ²Department of Clinical Laboratory Team, Uguisudani Medical Center, ³Division of Gastroenterology and Hepatology, Department of Medicine, Nihon University School of Medicine, Nihon University University

キーワード :

【目的】
腹部超音波検査において脂肪肝の臨床指標は明確に定められているが，脂肪膵については臨床指標の基準となるもが明確に定まっていない．今回，脂肪膵の臨床指標の1つとして，超音波診断装置を用いて検討した．
【方法】
同一条件下（Gain,STC）は一定で，膵臓周辺の様々な臓器（脾臓，肝臓），脂肪組織とのエコーレベルを比較した．
【結果】
脂肪膵の臨床指標の一つとして，脂肪組織の部分沈着（特に膵尾部）の問題点はあるものの，脾臓との比較が適切であると考えた．
【考察】
脂肪膵の臨床指標の評価の1つとして，今回は様々な周辺臓器とのエコーレベルの比較について述べさせて頂いた．現在，臨床ラボデータとの比較についてデータを収集中である．
【結語】
脂肪膵の臨床指標については，学会論文，資料などがが少ないため，今後，様々な視点から研究を重ね，発表をして行きたいと考えております．