Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.878(2021年)→1.8(2022年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2014 - Vol.41

Vol.41 No.Supplement

一般口演 消化器
消化管2

(S560)

消化管ステントの評価における体外式超音波検査の有用性

入江 彰, 松本 直樹, 小川 眞広, 平山 みどり, 高安 賢太郎, 三浦 隆生, 塩澤 克彦, 阿部 真久

Akira IRIE, Naoki MATSUMOTO, Masahiro OGAWA, Midori HIRAYAMA, Kentaro TAKAYASU, Takao MIURA, Katsuhiko SHIOZAWA, Masahisa ABE

日本大学医学部附属板橋病院消化器肝臓内科

キーワード :

【目的】
消化管悪性狭窄において,終末期では緩和医療として消化管ステントが保険適応になっている.ステントの位置や状態の確認にはX線やCTが用いられ,通過障害改善の評価は,症状と消化管造影で行われてきた.今回,リアルタイム性に優れる超音波検査を用いて評価を行ったので報告する.
【方法】
消化管ステント挿入後の症例に対し,体外式超音波検査を用い,ステント内腔の通過の状態を観察した.上部消化管では飲水も併用した.成績 十二指腸ステント,大腸ステントの位置,拡張状態が評価可能であった他,ステント内腔に空気,液体の貯留が確認された.
【考察】
超音波検査は消化管ステントの機能評価に有用である.