Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.878(2021年)→1.8(2022年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2013 - Vol.40

Vol.40 No.Supplement

特別プログラム 体表臓器
パネルディスカッション12 <教育に活かす> 百花繚乱! 乳房超音波検査用語

(S366)

特別発言

Special remark

貴田岡 正史

Masafumi KITAOKA

公立昭和病院内分泌・代謝内科

Division of Endocrinology and Metabolism, Showa General Hospital

キーワード :

日本超音波医学会の活動は臨床的に多領域にまたがっている.従って多くの臓器を対象に多数の科が関与している実態があり,他学会にはあまり類を見ない特徴といえる.用語についても同様で超音波検査という共通項はあるものの同一用語が臓器間で異なった意味として定義づけられている場合が存在する.この点については,学会として未だ十分な対応がされているとは言い難い側面もある.さらに広く超音波以外の各モダリティ間についても同じ用語が,異なった定義として用いられないようにすること,すなわち同じ用語であっても,ばらばらな用語の使用をできるだけ避けることが重要と考えられる.日本超音波医学会として超音波用語の臓器間,あるいは科を横断して用語の整合性をとるとともに,他のモダリティとの整合性を図ることがこれからの課題である.