Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.878(2021年)→1.8(2022年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2010 - Vol.37

Vol.37 No.Supplement

シンポジウム
シンポジウム2
3次元超音波診断の最前線

(S134)

心機能測定の自動化:一心拍取り込みによる経胸壁三次元心エコー図

Automated LV function analysis: single-beat full-volume acquisition by 3D echocardiography

渡辺 弘之

Hiroyuki WATANABE

榊原記念病院 循環器内科

Department of cardiology, Sakakibara Heart Institute

キーワード :

経胸壁アプローチによる三次元心エコー図は,計測ツールとしての可能性が期待されている.最近開発された経胸壁三次元心エコー図診断装置(SC2000, Siemens)は,一心拍で三次元データの取り込みが可能である.取り込まれた三次元データから心尖部四腔像,心尖部二腔像を自動抽出し,心内膜面を自動トレースする.この自動トレースに基づいて左室容積や左室駆出率が自動計測できる.今回,本手法の精度について検討したので,その結果を報告する.