Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.878(2021年)→1.8(2022年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2010 - Vol.37

Vol.37 No.Supplement

WFUMB, AFSUMB, JSUM Joint Session

(S126)

“History, Current Activity and Future Goal: AFSUMB”

Choi Byung Ihn

Byung Ihn CHOI

Seoul National University Hospital

キーワード :

 日本超音波医学会は昭和36年10月にその前身が発足致しました.日本超音波医学会という名前が付されたのは昭和40年6月の第2回総会においてであります.また,昭和62年6月には社団法人日本超音波医学会の設立が文部省より認可され,同年日本医学会への加盟も認可され,今日に至っております.
 世界超音波医学会は1969年ウィーンで第1回の世界超音波医学会が発足致しました.世界超音波医学会は6つの学会から構成されます.アジア超音波医学会(AFSUMB),ヨーロッパ超音波医学会(EFSUMB),アメリカ超音波医学会(AIUM),ラテンアメリカ超音波医学会(FLAUS),オーストレーシアン超音波医学会(ASUM),地中海・アフリカ超音波医学会(MASU)の6つであります.
 AFSUMBはかつてはこの6つの学会の中でメンバーの数として最も多かったのですが,最近ではヨーロッパ超音波医学会の方が多く,今は2位の会員数になっております.アジア超音波医学会が第1回目が行われたのは1987年のことであり,日本超音波医学会の第50回大会を記念して開催されました.
 このようなWFUMB,AFSUMBの歴史的なこと,あるいは日本超音波医学会とアジア超音波医学会,あるいは世界超音波医学会の関係を詳しく理解している人は大変少ないように思います.この様な機会に日本超音波医学会,アジア超音波医学会,世界超音波医学会の歴史,及び活動内容を3人のそれぞれを代表する先生方にお話頂くことは大変有意義なことと考えております.この機会にぜひこの特別企画に参加をして頂き,現在の日本超音波医学会が果たす役割というものを認識し,考える機会として頂ければ大変幸いに存じます.
 奮ってご参加の程,宜しく御願いいたします.