Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 0.677(2017年)→0.966(2018年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2018 - Vol.45

Vol.45 No.Supplement

一般口演 循環器
弁膜症 2

(S617)

大動脈弁狭窄症に対する6分間歩行負荷心エコー図検査の安全性および有用性

Significance of 6-Minute Walk Stress Echocardiography for Patients with Aortic Stenosis

柴山 謙太郎

Kentaro SHIBAYAMA

東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科

Cardiology, Tokyo Bay Urayasu/Ichikawa Medical Center

キーワード :

目的:大動脈弁狭窄症(AS)への6分間歩行負荷心エコー図検査に関して十分な検討はない.当研究ではAS患者に対する当検査の安全性および有用性を検討した.
方法:歩行可能なNYHA II以下(NYHA II 40例)の中等度以上AS患者 102例に対して前向きに検討した.6分間廊下歩行負荷の前後に経胸壁心エコー図を行い,AS評価(大動脈弁最大通過血流速度,平均圧較差,弁口面積)・心機能・心拍出量・右室圧を計測した.ASの有意な増悪,運動誘発性肺高血圧を負荷陽性とした.一次エンドポイントは死亡・心不全入院・大動脈弁手術とした.
結果:全102例に対して検査を施行可能で,重篤な合併症は発生しなかった.6例(呼吸苦 2例,胸痛 2例,下肢痛 2例)が6分未満で負荷を中止して心エコー図を取得した.45例で負荷陽性となり,予後曲線を図に示す.
結語: NYHA II以下の中等度以上AS患者に対して,安全に6分間歩行負荷心エコー図検査を施行することが可能であり,予後予測に有用であった.