Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 0.677(2017年)→0.966(2018年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2016 - Vol.43

Vol.43 No.Supplement

一般ポスター
工学基礎 基礎(イメージング1)

(S765)

CWドプラ焦点面イメージングのための水槽内単一ピクセル実証実験

Single Pixel In-Vitro Feasibility Study for CW-Doppler Focal Plane Array Imaging

松本 成史, 竹内 康人

Seiji MATSUMOTO, Yasuhito TAKEUCHI

旭川医科大学腎泌尿器外科学講座

Dept. of Renal and Urological Surgery, Asahikawa Medical University

キーワード :

【目的】
レンズ結像フォーカルプレンイメージング方式のCWドプラオルソグラフィーの技術確立ために水槽内にて1ピクセル分の受波器による受信の基礎実験を行う.
【対象】
レンズは両側10cmの距離に1:1結像する設計の口径5cmの位相連続フレネルレンズ,遅波物質はRTV60シリコーン,設計周波数および観測周波数は3MHz,1ピクセル分の受波器は2x2mmPZT素子,CWドプラ受信機は方向分離は行わない胎児発見器用の汎用技術による物,試験用ドプラ信号源はこの実験のために製作されたマイクロバルーン浮遊水を用いたフローファントムである.
【方法】
水槽内にて信号原に側方大略45度から大略2mw/cm2のCW平面波照射を行いつつ,近接音場およびレンズを介した1:1結像による他側焦点位置の2ケ所での受信を行った.
【結果】
同じ照射の許にプロキシミティ受信と1:1レンズ結像受信との間に受信信号の質的相違は認められず,見込み立体角を勘案した受信レベルの相対比較によるレンズ分の透過損失は3dB〜6dBの範囲内にあると推察された.焦点位置での信号レベル分布からレンズの設計分解能および別途事前に測定した平面波による焦点寸法や近軸性能に鑑みて大きな齟齬はないと推察された.
【結論】
主旨目的とするレンズ結像フォーカルプレンイメージング方式のCWドプラオルソグラフィー装置の実現には,この1ピクセル分の受波器を2次元アレイとして構築し,受信機を必要数併置すれば良い事が証明された.