Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 0.966(2018年)→0.898(2019年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2016 - Vol.43

Vol.43 No.Supplement

特別プログラム 基礎
シンポジウム 基礎 1 光と超音波の融合によるイメージングモダリティの新展開(日本超音波医学会光超音波画像研究会との共同企画)

(S230)

近赤外線分光法(NIRS)血管内超音波(IVUS)光干渉断層法(OCT)による血管内イメージング

Hybrid intravascular imaging in practice-NIRS, IVUS, OCT-

亀山 剛義, 猪野 靖, 久保 隆史, 折居 誠, 松尾 好記, 黒井 章央, 山野 貴司, 田中 篤, 穂積 健之, 赤阪 隆史

Takeyoshi KAMEYAMA, Yasushi INO, Takashi KUBO, Makoto ORII, Yoshiki MATSUO, Akio KUROI, Takashi YAMANO, Atsushi TANAKA, Takeshi HOZUMI, Takashi AKASAKA

和歌山県立医科大学循環器内科

Cardiovascular Medicine, Wakayama Medical University

キーワード :

光音響イメージングは光と超音波の特性を活かし,深部の組織情報を得る方法である.冠動脈領域ではプラーク内Lipidの診断方法として実用化が期待される.現在冠動脈インターベンション領域では,血管内超音波(IVUS),光干渉断層法(OCT)が使用されているが,2015年に近赤外線分光法と血管内超音波のハイブリッドカテーテルであるNIRS-IVUSが保険適応となり臨床現場に登場している.このハイブリッドカテーテルの先端には2本の光ファイバーと超音波素子がカテーテルの先端に配置され,プラーク内脂質の存在確率をIVUS画像とfusionして表示するシステムである.当施設では早期に上記システムの研究および臨床使用を開始し,これまでOCTとNIRS-IVUSを同時に70症例程施行している.
本発表では,臨床現場でどのように複数の情報を解釈し,治療に結び付けているのかを実例画像を交えて概説する.光,超音波,光音響,分子イメージングなどの複数イメージングのco-registrationおよびデータの表示,解釈,定量化手法には工学研究者,医学研究者の協力による発展が必要と考えられ,医療現場より基礎研究者への要望・提案をまとめたい.