Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 0.966(2018年)→0.898(2019年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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2016 - Vol.43

Vol.43 No.Supplement

特別プログラム 領域横断
パネルディスカッション 領域横断 4(JSUM・JABTS共同企画) 超音波検査環境に関する工夫・アイデア 女性の視点から・男性の視点から(JSUM男女共同参画委員会共同企画)

(S213)

マンモグラフィでの工夫

Carefulness of mannmography photography technique

森田 孝子

Takako MORITA

名古屋医療センター乳腺科

Department of Senology, National Hospitasl Organization Nagoya Medical Center

キーワード :

マンモグラフィは,被験者が立位,上半身裸で検査を行うことによる羞恥心への対応,また,検査者が直接乳房に触れて検査を行うことから,必然的に女性の診療放射線技師が対応することが多い.また,乳房への圧迫操作による痛みの対応や,圧迫時の転倒や,圧迫による内出血など,検査によって生じるインシデントにも対応しなくてはならない.
当院では,乳房精密検査施設として,女性診療放射線技師が育休中の技師を含めて8人勤務,また,乳腺画像診断の専門医(うち1名が男性)が4人勤務している.個々の技師・医師が日ごろ,気を付けて工夫していることに関して,アンケート調査を行いまとめたので報告する.ハード面では,撮影室を温かみのある雰囲気にすることや,オルゴール音楽を流して,リラックスしやすい環境整備,また,照明を少し落として,羞恥心を軽減することなどが工夫されていた.ソフト面では,検査前に笑顔で被験者を迎えること,検査の説明を簡単にする,必ず言葉をかけてから操作をする,乳房の圧迫時息を吐いてもらいリラックスに努める,また,撮影時に目を離さない,顔色をみるなど,細心の注意を払って検査が行われていることがわかった.また,立位ができない,意思の疎通ができない被験者の場合,1人では行わず,2人がかりで検査を完遂させていることがわかった.また,転倒などのインシデントにならないよう,無理に検査をすすめるのではなく,被験者の状態をみて,休憩しながら,検査を遂行させていることもわかった.もし,転倒や乳房の圧迫時の内出血などが起こった場合には,ERでの対応や,主治医への連絡,対応をすることなどが確認された.主治医がいつも控えており,対応できることで,技師も安心して,撮影に臨めていることが確認された.