公益社団法人日本超音波医学会|The Japan Society of Ultrasonics in Medicine

超音波医学会からのお知らせ

東日本大震災に関わるご連絡

日本超音波医学会からのメッセージ

第1報:会員一斉メール(2011年3月15日)
第2報:会員一斉メール(2011年3月18日)
第3報:ホームページ(2011年3月23日)
第4報:ホームページ・会員一斉メール(2011年3月24日)
第5報:ホームページ(2011年5月19日)
<第1報>

3月11日(金)に発生しました東日本大震災におきまして地震や津波被害に遭われた地域の皆様、お怪我をされたり避難を余儀なくされておられる被災地の皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復旧を祈念申し上げます。

現地から生の状況が発信されるようになり、現地の救難活動やインフラの維持や復旧に夜を徹して尽力しておられる方々には、深甚なる敬意を表したく思います。当事者の皆様のご要望が刻々伝わって参りますが、日本超音波医学会会員の皆様には、現地の方々のご苦労を共有しあっていただくとともに、要請があれば前向きに対応いただきますよう切にお願いしたく存じます。

本学会ホームページは仙台地区を基盤に構成されており、現在リアルタイムの更新が困難な状況にあります。そこで、日本超音波医学会の事務局のメールボックスを介して、現地からの書き込み、それに対応する回答など、学会員同士の交流を図っていただく場とさせていただきます。東北地区は、超音波専門医、検査士ともにやや疎な地域です、互助しあえるところがあれば、会員各位のご努力で協力いただければ有り難く存じます。

追って、学会としての社会貢献・支援策等をご相談申しあげますが、まずは被災地の皆様の声に耳を傾けていただきたく、学会から緊急メッセージさせていただきました。皆様宜しく御願いいたします。

日本超音波医学会理事長 千田彰一
<第2報>

東日本大震災における被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

先日の一斉配信メールに対して、東北・福島・岩手大学など被災地の先生より携帯型エコーの必要性について強い要望があり先生方・メーカーのご協力をいただいて移送ルート確保に努めております。こちらの経過につきましては、改めてご連絡いたします。

引き続き、超音波医学会として可能な支援がございましたらご連絡お願いいたします。

現在、学会ホームページを外注している業者が仙台にあるため、復旧作業中でしばらくの間ホームページは更新が滞りご迷惑おかけしますが、再開次第情報を更新していきますのでお待ちくださりますようよろしくお願いいたします。

超音波医学会からの連絡事項を下記のとおりご連絡いたします。

1) 検査士認定試験認定手続きについて

2月6日に開催しました検査士認定試験合格者からの交付申請書の締め切りを3月25日と案内させていただきましたが、書類提出及び認定料の振込期限を延長いたします。申請期限については追って案内させていただきます。

2) 3月27日 超音波診断講習会-乳腺(神戸市)について

現在のところ開催の方向で準備を進めております。ただし、今後の状況次第によっては規模縮小・中止なども視野に入れ、検討したいと考えております。

今回の地震等にともなう交通事情等による講習会キャンセルも受け付ております。3月25日(金)までに事務局にお問い合わせくださるようお願いします。

3) 5月27日~29日 第84回学術集会開催について

現在のところ開催の方向で準備を進めております。ただし、今後の状況次第によっては規模縮小・中止なども視野に入れ、検討したいと考えております。

このメールは学会へメールアドレスを登録されておられる先生方へ送信しております。

お知り合いの方へ上記の件をご伝言いただけますようお願いいたします。

なお、3/14(日)第41回東北地方会学術集会は中止となりました。

今後も会員各位のご協力いただければ有り難く存じます。

日本超音波医学会理事長 千田彰一
<第3報>

この度の東日本大震災で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。また、残念ながらお亡くなりになられた方々のご冥福を深くお祈りするとともに、ご遺族に心からお悔やみ申し上げます。

平成23年3月11日に三陸沖を震源地として発生した地震は国内最大規模で、大津波と原子力発電所の事故により未曾有の社会的混乱を引き起こしました。これに対し、現地において救難活動やインフラの維持、そして医療のために日夜精励されておられる皆様には、心から敬意を表したいと思います。

被害状況が次第に顕わになりつつある一方、流通やライフラインの一部回復が報道されてきていますが、本学会は国民の保健向上に寄与する学術専門家集団として、被災されている皆様の救援・復興のお役に立てるよう医療機器の提供等の支援を継続して図るとともに、慢性医療への寄与に向けより一層の取り組みを行ってまいります。

この東日本大震災に伴い、仙台地区を基盤に構成されております本学会ホームページは、管理者の被災により当初リアルタイムの更新ができなくなり、ご不便をおかけ致しました。今後は、メール発信とともに本ホームページでもメッセージをお届け致します。

本学会会員各位におかれましては、変わらぬご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げ、緊急のメッセージといたします。重ねて、皆様の安全と健康、一日も早い復興を心より祈念申し上げます。

日本超音波医学会理事長 千田彰一
<第4報>

この度の東日本大震災で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。また、残念ながらお亡くなりになられた方々のご冥福を深くお祈りするとともに、ご遺族に心からお悔やみ申し上げます。

本学会は国民の保健向上に寄与する学術専門家集団として、被災されている皆様の救援・復興のお役に立てるよう医療機器の提供等の支援を継続して図るとともに、今後必要な医療への寄与に向けより一層の取り組みを行ってまいります。

この東日本大震災に伴い、仙台地区を基盤に構成されております本学会ホームページは、管理者の被災により当初リアルタイムの更新ができなくなり、ご不便をおかけ致しました。23日にようやくホームページ更新ができるようになり、緊急メッセージ 第3報 として発信いたしました。今後は、メール発信とともに本学会ホームページでもメッセージをお届け致します。

なお、3月15日付けの会員向けメール(第1報)「東日本大震災の対応について」を受けて、東北地区の会員の方々より、本学会に対して携帯型超音波装置の搬送要望がありました。

学会としては、都内に集積地を設け、被災現地の要望度に応じた物品等を既存の公的ルートを経由して現地の基幹施設にお届けし、そこを再配所としてお願いし再度当該施設に配送頂くよう手順構築しようとしましたが、現実には被災地区への輸送手段がほとんどない状況でした。その後、超音波機器各社のご好意により機器を提供いただきましたので、学会事務局から輸送経路が確保できた基幹施設に機器を搬送し、基幹施設から各地区内に派遣される医師団に携行していただいております。超音波機器各社からは追加での機器提供の申し出をいただいておりますので、今後も要望に応じて搬送を行ないたいと考えています。

そこで、皆様からの超音波機器の提供依頼については、以下の方法で対応させていただきたく存じます。

被災現地基幹施設の窓口になっていただいている先生と本学会とが連絡を密にして機器提供の支援を行っておりますので、超音波機器の提供依頼をご希望の場合は、まず本学会事務局に機器提供依頼のご連絡を下さい。

社団法人日本超音波医学会

TEL: 03-6380-3711 / FAX: 03-5297-3744

E-mail: office@jsum.or.jp / Website: http://www.jsum.or.jp

真に要請がある現場に適正なヒト、物品をお送りする事が、今求められているということをご理解いただきたいと思います。

会員各位におかれましては、変わらぬご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げ、緊急のメッセージといたします。

重ねて、皆様の安全と健康、一日も早い復興を心より祈念申し上げます。

日本超音波医学会理事長 千田彰一
<第5報>

この度の東日本大震災におきまして、お亡くなりになられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、地震や津波それに原発トラブルでお怪我をされたり避難を余儀なくされたりしておられる被災地域の皆様方に謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心から祈念いたします。

被災地域在住の会員の先生方も少なからず被害を受けられているものと存じますが、困難な状況下で昼夜を問わず被災者救助や災害対策、地元の人々の生命・健康を守るための活動に全力を尽くしていらっしゃる関係者皆様に敬意と感謝の意を表します。皆様のご自愛を祈念します。なお、東日本大震災により被災された地域の会員皆様の平成23年度会費につきましては、免除することを平成23年4月22日の理事会において決定致しました(詳細は会告、ホームページを参照下さい)。

このような未曾有・未経験の日々が続いているところですが、学会がなすべきは、出来ることは 何かを考えたとき、畢竟学術交流の実をあげることが第一であると思料します。第84回本会学術集会(竹中 克 会長, 東京)は、理事会による検討の結果、当初日程どおり5月27日(金)~29日(日)に開催することと決定いたしました(詳細は会告、学術集会ホームページを参照下さい)。

懇親会等の宴はすべて中止といたしますが、学問交流の場および新知見教育の場としての学会本来の役割は十二分に果たされ、斯界の発展に寄与し被災地の皆様を鼓舞する縁となると期待されます。会員には、抄録集(学会誌)がお手元に届いていると思いますが、大いに活用いただきたく存じます。また、被災地からの発表は紙上発表も可とするなどの配慮がなされ、「東日本大震災の被災地域支援における学会の役割を考える」との緊急企画も実施予定です。

3月15日付けの会員向けメール(第1報)「東日本大震災の対応について」を受けて、福島県立医科大学、岩手医科大学、東北大学の会員の方々からの、本会による携帯型超音波装置搬送の要望に応えて、超音波機器会社各社のご好意により貸与された機器を現地におけるニーズに応じて3大学のチームを中心に託し使用していただいて参りました。被災されている皆様の救援・復興のお役に立てるよう医療機器の提供等の支援を継続して図るとともに、被災から時を経るにつれて避難所巡回診療だけでなく再開医療施設での診療へと超音波診断装置の用途も変わりつつあることから、今後より必要な医療への寄与に向け一層の取り組みを行ってまいります。この件に関し、ご希望、ご意見があれば事務局宛(office@jsum.or.jp)にお寄せ下さい。皆様のますますのご支援、ご協力をお願い致します。

日本超音波医学会理事長 千田彰一
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