『超音波専門医認定試験問題集 第6版(第1刷)』 訂正のお詫び
公益社団法人日本超音波医学会
超音波専門医制度委員会
委員長 北野 雅之
超音波専門医制度委員会
委員長 北野 雅之
以下のような誤植がございましたので,お詫びして訂正いたします。
【問題集】
【解答・解説集】
領域 | 頁 | 問題番号 | 誤 | 正 |
---|---|---|---|---|
工学基礎 | 43 | 問題130 | 超音波による発熱を最も反映する超音波強度の指標はどれか. | 超音波による総発熱量を最も反映する超音波強度の指標はどれか. |
産婦人科 | 258 | 問題120 | (1)周波数の高い超音波の方が,キャビテーションを起こしやすい. | (1)周波数の低い超音波の方が,キャビテーションを起こしやすい. |
眼 科 | 332 | 問題9 | b 高度近視眼 | b 強度近視眼 |
338 | 問題25 | e 上脈絡腔 | e 上脈絡膜腔 | |
運動器 | 362 | 問題2 | 設問:平成21年 | 設問:平成28年 |
【解答・解説集】
領域 | 頁 | 問題番号 | 誤 | 正 |
---|---|---|---|---|
工学基礎 | 8 | 問題130 | 超音波強度を示す各指標で,S は Spatial(空間), T は Time(時間),A は Average(平均),P は Peak(ピーク)を示している.超音波の発熱は単位時間あたりのビーム内の平均的な超音波強度によってほぼ決まる. | 超音波強度を示す各指標で,S は Spatial(空間),T は Time(時間),A は Average(平均),P は Peak(ピーク)を示している.超音波の総発熱量を反映した超音波強度の指標は,単位時間当たりのビーム内の平均的な超音波強度を表すSATAである. 一方,本問題とは異なる状況ではあるが,集束超音波の焦点のような空間的ピークの発熱量を表す必要がある場合は,SPTAを用いるべきである. |
9 | 問題146 | d ミクロショックは患者の体表部からの電撃で,100 mA 以上の電流によって心臓は心室細動を発生する危険性がある.この選択肢は誤りである. e マクロショックは患者の心臓に挿入,接触,又は近くまで挿入する装置で,0.1 mA 以上という微弱な電撃でも心室細動発生するおそれがある.したがって,この選択肢も誤りである. | d ミクロショックは患者の心臓に装置を挿入,接触,又は近くまで挿入する場合の電撃であり,0.1 mA以上という微弱な電撃でも心室細動を発生するおそれがある.この選択肢は誤りである. e マクロショックは患者の体表部からの電撃で,100 mA以上の電流によって心臓は心室細動を発生する危険性がある.この選択肢は誤りである. | |
消化器 | 31 | 問題28 | 写真A | 写真 |
33 | 問題66 | 系統発生で | 発生学的に | |
38 | 問題133 | Aの写真 | 左の写真 | |
産婦人科 | 51 | 問題120 |
正解:c 周波数の低い超音波の方がキャビテーションを生じやすい.軟部組織の方が熱による変性などの影響を受けやすい.また,同じ超音波出力であれば,プローブと対象の距離により生体作用は異なる.周波数と強度が同じでも,連続波の方がパルス波に比べて照射時間が長いため,生体作用は異なる. |
正解:a 周波数の低い超音波の方がキャビテーションを生じやすい.骨組織の方が,温度上昇の影響を受けやすい.また,同じ超音波出力であれば,プローブと対象の距離により生体作用は異なる.周波数と強度が同じでも,連続波の方がパルス波に比べて照射時間が長いため,生体作用は異なる. |
眼 科 | 66 | 問題9 | b 高度近視眼では | b 強度近視眼では |
69 | 問題25 | e 上脈絡腔 | e 上脈絡膜腔 | |
69 | 問題26 | ぶどう膜炎による続発緑内障を起こしていると思われる症例 | ぶどう膜炎による続発緑内障を起こしている症例 | |
運動器 | 74 | 問題9 | 4は肩関節包 | 4は硝子軟骨 |
74 | 問題14 | 正解:c | 正解:b | |
75 | 問題23 | a 全長の描出に過ぎず | a 全長の描出はできず |
今後、上記以外の誤植が判明した場合、本会ウェブサイトにて追加掲載させていただきます。
2019年6月25日現在